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2010年3月27日(土)、午前9時、前日までの雨が空気を洗い流したかのような快晴の空の下、 県内外の山歩き愛好家14名が、上野村の人気温泉宿「すりばち荘」に集合しました。体験館の ハイキングは、参加者の皆さん同士が、自然の中でたくさん話をして、仲良くなれるイベントです。 まずは参加者全員の自己紹介から始まります。
今回は、群馬県の峠を研究され著書もだされている方をゲストとしてお招きして、 峠にまつわるお話をして頂きました。
上野村最奥部の一つである山深い、野栗沢集落を通りかかる時には、地元のおじさん、 おばさんのお宅の庭先におじゃまして、実際に峠を使っていた当時のお話などを聞かせてもらいました。
この峠道で上野村側最後の集落、「胡桃平」。素晴らしい石済みの技術で、 急斜面に立派なおうちが建てられています。また蓄えられた薪や、山の上のほうにまで 広がる段々畑など見事です。
峠道は進むごとに様々な姿をみせます。 まずは、赤岩沢の源流域、「上野村の木」でもあるシオジの渓畔林を登ってゆきます。
当日は雪化粧の峠道を歩きました。 この場所は岩が道にオーバーハングしています。「横岩」と名付けられた所。 雨宿りの場所として使われていたのでしょう。道の下は断崖です。
地元出身のガイドが話す、おじいさんおばあさんから聞き取りをした 峠にまつわる昔話などを聞いていただきました。
ここが赤岩峠。小さな祠が佇んでいます。こ様々な想いを胸に越えていった たくさんの人々をみまもっていたのでしょう。
今日は、ポカリスエットで乾杯! 体験館のハイキングイベントは、大塚製薬(株)さんの協賛で行われています。ありがとうございます。
埼玉県との県境をなす赤岩峠を越え、ついに目指す「秩父鉱山 金山集落」に向かって下ってゆきます。 途中、秩父鉱山地区を見下ろすところがあります。ここに見える山肌の下には、坑道が縦横無尽に はしっているようです。
目的地の、「秩父鉱山 金山小倉沢地区」に到着しました。往時の賑わいを幻のように 残す廃墟群の後ろには赤岩峠がそびえています。
秩父鉱山から上野村までの帰りは、宿泊先である「すりばち荘」の主人がバスで 迎えに来てくださいました。峠を越えても引き返してくる必要がない、 登山口と下山口が別々のハイキングを気軽に楽しめる、それが体験館の ハイキングイベントです。群馬県上野村から秩父鉱山まで、赤岩峠を越えると たったの10q足らず。志賀坂峠越えの国道を使うと70q以上の道のり。 みなさん、もう一度峠を歩いてみませんか(笑)。
すりばち荘では名湯「野栗沢温泉」で旅の疲れをとり、美味しい料理を楽しみました。 もちろん締めはすりばち荘名物の「すりばちうどん」でした。ガイドの僕「つね」も ご一緒させていただき、楽しい夜を過ごさせていただきました。
